かつて日焼けした小麦色の肌は健康的だと言われていました。しかし今日では、老化や白内障、皮膚がんの引き金になるとの説が常識になりつつあります。
そのため、日光浴をする人は激減しました。アウトドアスポーツでも男女問わず紫外線対策は必須です。
紫外線は確かに有害な性質がありますが、それだけではなく、我々の健康上、重要な働きを担っています。その中にビタミンDの合成があります。
ビタミンDは骨の健康にとって欠かせない栄養素で、カルシウムの吸収を助けたり、血液中のカルシウム濃度を一定に保つ働きがあります。それによって骨量を維持し、骨粗鬆症の予防や改善に欠かせません。それ以外にも近年子どものビタミンD欠乏症が増えています。外遊びの減少やコロナ禍もあって外出が減り、紫外線を浴びない事だとされています。
子供の成長と中高年以降の骨の健康にとって、日光浴をして紫外線を浴びる事はとても重要です。時間は短くていいので、1日30分程度は外出して太陽光を浴びるよう気を付けましょう。
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