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わかりにくい夏の体調判断と対処法

株式会社 ユーロ秋田

更新日:2022年6月23日


 今年はコロナ禍になって三度目の夏です。ワクチン接種が進み、治療方法もある程度整ってきましたが、新型コロナウィルス感染症(以下コロナ)は今でも特効薬がありません。

 暑い夏に増える熱中症は、コロナと似た症状があります。例えば発熱、倦怠感、吐き気、頭痛等はどちらであっても起こりうる症状です。

 熱中症になるのは、炎天下や気温の高い環境に長時間いて、大汗をかいたり、水分が十分とれていない時です。事前にこうした状況があって発熱、頭痛、倦怠感、手足のしびれ、筋肉のけいれん等がおきたら脱水による熱中の可能性が高くなります。まずは水分をしっかり摂り、額やわきの下を冷やしてやすみます。これで回復しなければ重度の熱中症かコロナを疑います。はじめからコロナを疑ったほうがいいのは、発熱や倦怠感に加え、喉の痛み、咳、息苦しさ、味覚や嗅覚の異常がある時です。特に息苦しいような呼吸器症状は熱中症では考えにくいので、コロナの可能性が高くなります。

 重度の熱中症の可能性が高い人は、119番で相談し救急車を呼びます、重症とまではいかないけれど症状が続く熱中症、あるいはコロナの可能性がある場合、かかりつけ医に電話で相談します。119番でも相談にのってくれるでしょう。かかりつけ医がいない人は、自治体のコロナ対策の相談窓口に電話をして受信先を紹介してもらいます。コロナでも熱中症でも命にかかわる事をわすれないよう、早めに医療サービスを利用しましょう。

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